ゆくその七転び八起き

白血病や日常のことを書くよ

ずれ

どうもゆくそです。

今回の治療について、聞いたり調べたりしているのですが、今週は主治医の先生が夏季休暇でいないので最終まとまりまだの状況です。また整理してからアップしますね。

 

現在の状況についてですが、昨日血液検査を行った結果、白血球が0になっていました。免疫力が無い状態ですので、文明の利器を使って体を守っています。

今はクリーンルームに入り、人との接触、食事、に制限を加えつつ、治療を行っていますが、新たに部屋内に強力な空気清浄機が設置されました。ベッドに組み込まれ、常に空気の循環が行われるようになりました。

音は基本静かですが、治療で医師や看護師が来る場合や、室内の掃除やシーツ交換、食事を持ってきてもらう場合などに出力がHiになりちと騒がしくなります。時々消し忘れられるので自分でLoにしますw

 

後は、毎日白血球を増やす注射を打ちつつ、血液検査の結果を見ながら赤血球や血小板の輸血を行ってもらっています。ただ、今日も血小板の輸血は行ってもらったのですが、赤血球は第一クール以外はしてない気がします。今は自覚症症状として、強い立ちくらみがあるわけでもないですし、今回も無いような予感。

輸血ってけっこう罪悪感でるんですよね。自分で体内の血球壊しといて(もちろん治療のためですが)、他の人の善意を受け取って。もっと緊急で必要な人がいるんじゃないかとか考えてしまいます。そのくせ、献血はもうできない体ですからねぇ。個人的には、回数増やすのが嬉しくて何度か行ってたのですが、組合で献血活動しているときに、何で大事血を無償でとか、気分悪くなったらどう責任とってくれるんだとか、色々言われる方も目にしてきました。会社の中でもそういう人がいるんだから、さびしいですが世の中はもっと多いんじゃないかと思います。その中での善意の方の血液なので本当に貴重なんですよね。あ、もちろん輸血以外にも自分が休んだことでカバーして頂いていることは多いです。

 

話は戻りますが、今になって色々気付いたことあります。病院で働いている人ってほんと女性だらけです。ほんと今さらですよね。

部屋内にベッドに取り付ける大型の空気清浄機入れたのですが、これを持ってくるのも設置するのも女性です。それも小柄な女性が一人で。こんなこと言うと今の時代叩かれるのかもしれませんが・・・。

自分は組み立てられている間、部屋の端で座って様子を見ていました。重いものを持つときとか、高いところに手が届かないとき、移動するときに何度か手伝おうとしたのですが、当たり前なんでしょうが拒否されました。

もし会社だったらって考えてしまうのですが、多分俺、男性からも女性からも怒られるか、白い目で見られてますよね。。うーん、こんなこと言うとほんと叩かれますかねw

それ以外にも持ってきた荷物を運ぶときでも、たとえば病院に来たときは、いいからいいからって代わりに運んでくれました。なんだろ。おそらく病院では当たり前なんですよね。でもそれが自分には当たり前じゃなくって、設置している時にそれを強く感じました。男女平等というか、もちろん女性が男性が行うような力仕事をすることが平等とは呼ばないのかもしれないのですが、働いている女性がそれぞれ責任感をもって動いていることに今さら衝撃をうけました。

偏見にまみれた戯言且つ、もやもやしたものをそのまんま書いてるので、気分害したらすみませんm(__)m

 

そういえば、8月もあと少しで終わりですね。病室は外の気温はもちろん、外の音も聞こえないのであまり実感はないのですが、人から言われて、ああいつの間にか、って気付きました。この時期って、異動なんかの個人内示よくありますよね。そういう話あったなーなんて思い出しながら、会社・社会の蚊帳の外にいる自分がなんだかさびしいです。

いろーんな意味で感覚ずれちゃってるんでしょうね。