ゆくその七転び八起き

白血病や日常のことを書くよ

クリーンルーム外

どうもゆくそです。昨日から入院しましたが、今回はクリーンルームの病室がいっぱいだったため、通常の病室で入院しています。

部屋は4人部屋で、けっこう年配3人の方が他に入院しています。

いいところとしては、クリーンルームではないので、院内を自由に歩くことができます。これがほんとにいい。自分で好きなところ歩けるのはもちろんですし、コンビニに行って食べたいものを自分で買うこともできる!あと、人の話してる声がしてるところも新鮮でよかったです。

ただ、集団の部屋なので、前までは22時過ぎても起きていられたのですが、今は明るくしてると迷惑かけるので寝るしかありません。また、4名を遮っているものがカーテンだけなので、声がよく聞こえます。このことでけっこうな衝撃を受けました。

他の3名の方なのですが、看護師さんに対して言い方がけっこうきついです。あこが痛い、ここが痛い、この薬ぜんぜん効かへん、何回書類にサインさせんねん、急に入院させられて墓参りも行かれへん等など。また、何か聞かれても素直にはいということがなく、何かとつっかかっています。

少しくらいの痛みは耐えたらと思うし、薬のことは医師に言うべきだし、書類へのサインは病院事務に言うことだし、急な入院って生きるために入ったんでしょって、心の中で思っていました。ただ、看護師さんが入ってきた時には、この声は○○ちゃん、今日は俺の担当とちゃうんかとか、仲良さげな感じもあって、衝撃でした。きっと甘えてるんでしょうね。看護師さんも困った声にはなるものの、うまくあしらっていて、こっちはこっちで慣れてるんだろうなーと感じました。

また、女性医師が来たときにも、同じようなことを言うものの、こちらは慣れていないのか、困り果てていました。最後は、他の患者さんのところも行かなきゃいけないのでって出て行こうとしても、逃がすかと文句をいい続けていました。なかなかの衝撃です。

 

直近の治療スケジュールとしては、首にカテーテルを通し、最初にリツキサン点滴、抗がん剤投与に備えた点滴を行い、抗がん剤投与となります。月曜日から抗がん剤投与なので、おそらく来週早々にはクリーンルームに入るものと思われます。

昨日は首にカテーテルを通しました。

最初に麻酔をした後、医療用の針金で首付近の静脈を通り、心臓の右心房まで刺します。痛みは麻酔をしているので強くはないものの、心臓を刺された瞬間、バクバクという音がMAXになり非常に気分が悪くなります。何もできないのですが、深く深呼吸して無理やり落ち着かせました。通した直後は、なるべく首を動かさないようにして寝ないと首が痛いので、少し大変です。あと、起き上がるときってどうしても首に力いれちゃうんですよね。首に力を入れないで寝たり起き上がったりって、意外と大変。ぜひ試してみてくださいw

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今日は、リツキサン点滴を行いました。これは抗体を作る薬で、白血病の治療には非常に有効なため、毎入院のたびに行います。ただ、副作用によって死亡した例もあるため、細かく状態を確認してくれています。

まず30分前にアレルギーを抑える薬と痛み止めを飲みます。

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30分後に点滴を開始し、一定のタイミングで体温や酸素濃度、血圧などを計測していくのですが、薬の影響でめちゃくちゃ眠くなるため、この検査がしんどかったです。落とす量は状態に応じて変化させながら決めているらしいのですが、眠すぎてほとんど記憶がなかったです。大体4時間程度で終了しました。今回でリツキサン4回目ですが、過去3回で影響がなかったので、検査が大分簡素化されていました。前は心臓のエコーをとりながらだったのですが、今回はなかったです。死亡例のほとんどは、投与後24時間以内で、何かあれば知らせてとのことですが、ほぼ心配ないだろうとのことでした。

 

まぁ、日曜日までは確実にクリーンルームではないので、気持ち的には大分楽です。今からご飯ですが、食べたらアイス買ってきたいです笑